VOICE準1級の公式テキストで基礎固め

大学で経済学部、とくに統計学・計量経済学専攻のゼミに所属していたので、統計検定自体は大学の頃から人づてに存在は聞いておりましたが、どのような知識が要求されるかあまりわかっておらず、社会人になってからも受けずにいました。しかし、社内でもデータ分析の重要性が増してきており、将来的なキャリアの選択肢を広げることや、自分自身の趣味を深めることを目的に、統計検定を受けようと考えました。
24年9月に準1級を受験するため、公式テキストである、「統計学実践ワークブック」を読み込みました。これは、1級の範囲の大部分をカバーする内容であり、網羅性が高いので、1級受験者にも大変おすすめできるものです。24年11月の1級試験に向けては、準1級テキストでまだ理解が浅い部分、および1級公式テキストと最新の過去問題集を少し読みましたが、あまり対策、準備ができないまま臨んでしまいました。これまで大学や社会人になってから別途勉強してきた知識の助けもあり、なんとか合格することができましたが、準1級の公式テキストで基礎固めをすることが、1級試験においても大いに役立つということを実感しました。また、途中まででも諦めずに記述した部分が評価されたと思うので、最後まで粘ることが重要だと感じました。
アクチュアリーを目指している方は、1次試験の数学や損害保険数理との親和性が高く、背景知識の補強にもなりますので、力試しとして統計検定の勉強をしてみるのも良いのではないかと思います。
今後は、統計検定公式テキストで理解が甘い部分をさらに深掘りするとともに、大学の頃にはあまり触れてこなかった時系列解析、機械学習の分野など、データサイエンスの学習を継続していこうと思っています。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2025年1116日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系