VOICE統計は、高校数学の中でも卒業後に活用されることが最も多い分野

高等学校数学科・情報科の教員です。統計検定は同僚の先生に勧められて受験を決めました。現行の教育課程では科目「数学Ⅰ」に「データの分析」、「数学B」に「統計的な推測」があり、統計の授業を行っていました。
統計検定3級は、高校数学の統計分野を網羅した範囲です。学びなおしにちょうどよいと思いました。公式認定テキスト「データの分析」を一通り読んで演習問題を解いてから挑戦したところ、検定試験にも無事合格できました。合格証が届いたときは、大変うれしかったです。CBT試験のため、試験申し込みも受験日程の調整も簡単でした。
統計は、高校数学の中でも高校卒業後に活用されることが最も多い分野の一つだと思います。ただ、私の場合、これまでの授業では教科書の範囲でしか説明ができず、他の分野より理解が浅いと感じていました。正直、苦手分野だと思います。高校生時代に授業で統計を受けていない数学科教員は、同じ思いの人もいるかもしれません。ですので、学びなおしの機会としては絶好の資格だと思います。今まであいまいにしていた部分も理解が深まり、統計学に関する歴史的な背景も交えながら楽しく学ぶことができました。
統計学は数学科としても情報科としても大切な分野です。次は、時間がかかるとは思いますが、同じように公式認定テキストを学んで統計検定2級にも挑戦したいと思います。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2025年1116日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系