VOICE実務への応用を意識しながら学習に取り組みました

(1)受験のきっかけ
私は仕事の中でデータ分析をする機会が多く、分析結果が人の意思決定に大きな影響を与えることを見てきました。今でも「あのとき別の視点でデータを分析し、報告していれば・・・」と思うことがあります。
振り返ってみると、学生時代から現在に至るまでデータ分析に必要な知識を体系的に学んだことはありませんでした。そのため、客観的にデータを分析する統計の知識や手法を習得したいと思うようになりました。
独学で統計の勉強をしましたが、何をどこまで勉強すればよいのか分からず、習熟度を客観的に測る手段を探していました。そんなときインターネットで統計検定の存在を知りました。

(2)準備したこと
統計についてある程度の知識はあったため、過去問から解き始めました。解説が丁寧に書かれていましたので、間違ったところをしっかり復習できました。また、知識が曖昧なところは、公式参考書を確認して理解を深めました。

(3)工夫したこと
実務への応用を意識しながら学習に取り組みました。たとえば「ヒストグラムはあの実験の分析に使えないか?」「二項母集団の信頼区間を使って点検数を決められないか?」といった感じで、実務と結びつけながら学習すると知識が定着しやすいように思いました。

(4)結果
実務に応用できそうな統計の知識や手法が少しずつ分かってきました。試験の方は優秀賞まで頂いて本当に驚いています。一層の励みにしていきます。

(5)今後
統計の知識については、本質を理解していない部分があり継続的な学習が必要だと感じています。実務への応用については、公式参考書で紹介されていた「統計解析システムR」を使い、分析の質を上げていきます。実務を通して、多くの人に統計を知ってもらいたいと思っています。

最後になりますが、社内で前例がない今回の受験を快く承諾し、機会を与えて下さった上司に本当に感謝しています。ありがとうございました。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2025年1116日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系