VOICEデータ分析やAI活用は、多くの人にとって必要不可欠の分野
今回、統計検定準1級を受験したのは、この資格を取得することで実務上での一定レベルの知識を得たいと考えたからです。今の時代、データ分析やAI活用といった分野は多くの人にとって必要不可欠だと思います。しかし、どれだけ分析や活用の道具が普及しても、それを扱う人間に一定の知識がなければ、効果的に活用できないと考えています。たとえば、分析手法が適切か、結果にどの程度の信頼性があるかなどです。この点が社会的にあまり認識されていないと感じています。統計検定の準1級を通じて、それらを理解できると考えました。
しかし、実際に勉強するにあたっては骨が折れました。高度な数学と膨大な試験範囲に直面したからです。通常、資格勉強は3ヶ月を目安にしていますが、準1級の取得には約5ヶ月かかりました。
受験にあたって勉強した教材としては、公式問題集(統計学実践ワークブック)と過去問題集があります。ワークブックは試験の出題範囲を網羅的にカバーしており、非常に便利です。ただし、範囲が広いため簡潔に記述されており、行間を埋める作業が必要でした。その際は、YouTubeやUdemy、その他のウェブサイトや書籍を利用して理解を深めました。受験までにワークブックと過去問を交互に2周ずつしました。
実際にCBT受験した感想ですが、PBT時代の過去問とは異なる傾向がある印象を受けました。問題の内容は具体的には書けませんが、PBTの過去問で6~7割取れていれば、CBTの問題にも対応できると思います。傾向把握のために先にCBTの試験を一度受けておくのも一つの手かもしれません。
今後は、習得した知識を活用し、仕事での分析業務に役立てていこうと思います。