VOICE知を探求し、ビジネスに活かす!
遥か昔…私は大学院で宇宙の始まりに関する研究を行っていましたが、その後、大きく専門を変えてWEBデザイン業界に進み数学から長らく離れていました。数学は理系にとってツールであると同時に研究対象そのものであり、いつか再び学び直したいと思いながらも、日々の仕事に追われていました。
そんな中、IT業界で経営に携わるようになり、統計学が経営データ分析やマーケティングにおいて重要な役割を果たすことに加えて、IT業界を賑わせている「AI」の基礎であることから、統計の面白さを再発見したいと考えました。そして、その学びの目標として統計検定準1級に挑戦することを決めました。
準1級を目指したのは、数理的な理解を深めるだけでなく、その幅広い出題範囲が実践や応用の基礎となるためです。さらに私の知的好奇心を満たす絶好の機会と考えたからです。
統計学は学生時代に基礎のみの学習でブランクが長いこともあり、公式認定のワークブックだけでなく、ネットで紹介されている書籍やYouTubeなど多くの学習リソースを活用しました。特にワークブックは幅広い範囲が網羅されている代わりに行間の補足や事前知識の補充が必須になり、その辺りは様々な学習系YouTubeコンテンツで補いました。思わず試験範囲を超えるような内容まで深掘りしてしまうこともありましたが、その結果、合格発表時にもしかすると優秀成績賞なら取れるかもしれないと期待していたところ、まさかの"最"優秀成績賞の表彰状が送られてきた時には思わずガッツポーズをとっていました。
準1級は数理的な理解とともに様々な実例に応用するための幅広い知識を得るのに最適な内容でした。今後は、経営やマーケティングにおけるデータ分析にこの知識を活かしていきたいと考えています。そして、さらに統計の理解を深め、近い将来1級に挑戦し、活用・実践のための更なる強化と知識の探求を続けたいと思っています。
【学習に使った書籍】
・統計検定準1級対応 統計学実践ワークブック
・統計検定 準1級公式問題集
・現代数理統計学の基礎(共立出版)
・統計学大百科事典(翔泳社)