VOICE断片的に存在していた知識が,次第に繋がっていく手ごたえを感じました

金融機関でリスク管理の仕事をしています。大学生の時は経営学部に所属し,基礎課程で統計の授業を取りましたが,「こんなの使うことないだろう」と考えていたため,あまり頭に入ってきませんでした。今の仕事をするようになり,業務上よく使う統計知識については自習で身に付けましたが,社外の専門家と話す際などは話が多岐に及ぶことも多々あり,知識不足から理解が追い付かないこともありました。
あの時にきちんと勉強しておけば良かったと後悔していたところ,フェイスブックで統計検定のことを知りました。統計について網羅的に学習するには良い機会だと思い,統計検定を受検することにしました。
試験対策は公式の過去問題集で行いましたが,いざ取りかかってみると,自分が今まで理解していると思っていたことが,実は深く正確に理解していないことも多く,また,統計ソフトで分析した際にアウトプットされる様々な数値や検定結果などは,今までなにげなく見過ごしていたものが,「こういうことを意味していたのか」と気づかされるに至るなど,点と点として断片的に存在していた知識が,次第に繋がっていく手ごたえを感じながら進めることが出来ました。
ビッグデータの時代となり,データアナリティクスの技術がビジネスの世界でも今まで以上に重視されるようになりつつあります。私個人としても,統計に関する理解を一層深め,準一級や一級といった上位のレベルへ挑戦したいと考えますし,今まで取っつきにくいと考えられていた統計を学習する環境がより良く,広く整備されることを期待しています。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2025年1116日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系