VOICE学習した知識を業務へ活かすという目的があったので,テキストを中心に実業務と照らし合わせながら進めました

私はITエンジニアとして3年間従事しています。
「あなたによく似たお客様はこんな商品も買っています」。
このような文言をご覧になったことはありませんか。
「レコメンドサービス」と呼ばれていますが,精度は途上段階であるのが現状です。
レコメンドを作成するためには,検索,閲覧,購入といった行動履歴からお客様の嗜好を分析する必要があります。
しかし一口に分析と言っても一筋縄ではいきません。膨大なデータから価値あるものを抽出し,適切なレコメンドへ加工するためには,統計学の深い知識が不可欠になってきます。
社内で勉強会を開くのも自然の流れとなり,週に2時間の勉強会を3ヶ月ほど実施しました。
使用した教材は公認テキストと問題集です。合格するためには,問題集を参考に傾向と対策を測り,テキストは補助的に使用する方が効率的かと考えます。
しかし今回は学習した知識を業務へ活かすという目的があったので,テキストを中心に実業務と照らし合わせながら進めました。
問題を解く上で重要なことはパターンを覚えることです。
どのような確率分布が与えられたとしても,平均や分散を求め,標準化し,表を見ながら信頼区間を求める,といったパターンは変わりません。
2015年6月から新しく準1級が設立されると聞き,ぜひ挑戦しようという所存です。
過去問を見ても1級と2級の間に大きなギャップがあって抵抗がありましたが,準1級の存在により段階を踏んで学習することができます。
これからはIoT(モノのインターネット)の時代が来ると言われており,データの数はますます肥大化してきます。
そしてそれら膨大なデータを適切に捌く力が求められてきます。
時代のニーズに合った人材になれるようこれからも精進して参ります。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2025年1116日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系