VOICE統計学を勉強し直すにあたってのモチベーション維持のために受験

統計検定受験のきっかけは統計学を勉強し直すにあたってのモチベーション維持のためでした。社会人になってからビジネス・アナリティクスの仕事に10年近く携わっているものの体系立てて統計を勉強していなかったため

・概念，手法間の関連がよくわからない
・基本的な概念は知っているもののより高度な概念，手法（ノンパラメトリック手法や回帰分析における予測区間など）が完全には理解できていない
・教科書や本に載っている通りの問題設定では使えるが，ちょっと違うと応用できない／応用したときに妥当性，正当性がよく分からない

という状況でした。2016年11月から育児休業を取得し少し時間に余裕ができたのを機に

・統計学を体系的に勉強する
・モチベーション維持のため統計検定1級を目指す

ことにしました。
まず数理統計の教科書（Casella and BergerのStatistical Inference）で勉強しました。独学だとどうしても独りよがりな理解に陥りがちだったので勉強した内容を自分なりに整理してブログ（「有意に無意味な話」）で発信し，理解の浅い部分をなくして行くことができたのは良かったと思います。
試験対策としては2週間前頃から過去問演習に取り組みました。解いてみると全然時間が足りないのと統計応用の準備不足が露見しましたが残り時間も少なく十分な対策が立てられませんでした。もう少し早くから過去問演習しておけば良かったと思います。
今後は統計を今まで以上に活用してビジネスでより良い成果を生み出していきたいと思っています。