VOICE私たちの時代の高校数学にはなかった統計学は新鮮

この度は、年長者合格賞をいただき大変光栄に思っています。高齢になれば、記憶力や論理的思考力が低下していくのは避けられませんが、脳の老化予防のためには数学が効果的ではないかと考え、72歳になったのを機に、高校数学をもう一度やり直してみることにしました。その中で出会ったのが統計学です。
私たちの時代には、統計学を学ぶことはなかったので、全てが新鮮でした。最初は慣れない記号や、統計用語を理解するのに戸惑いましたが、仮説検定の仕組みが理解できるようになると、統計学が面白くなってきました。
そんな折、WEBで統計検定の存在を知り、学習の目標を2級合格としました。統計WEBなどのインターネットの記事や、公式テキストを参考にしながら、過去問集を完全に理解できるまで何度も繰り返し解いてみました。半年間の準備期間を経て、合格の目途がついたので、73歳で受験をすることにしました。CBT方式の試験形態や試験時間に不安はあったものの、無事合格することができました。
第一線を退いた眼科医ですが、まだ、診療のお手伝いをさせていただいておりますので、これを機会に医療統計を学んで、医学論文を正しく読める統計力を身につけたいと思っています。

※2級の年長者の記録をおもちの方です。2024月3月試験での合格です。-広報担当 記

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2025年1116日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系