VOICE理論についての理解度が高まった

大学・大学院は情報系の学部で、研究では機械学習を活用していました。また、IT企業に就職し、データサイエンティストとして働いていたため、最低限の統計の知識はありました。しかし、仕事をする中で、これまでに触れたことのない統計の分野では、他のデータサイエンティストの話す内容を理解できず、統計を網羅的に学ぶ必要性を感じました。そこで、統計検定を受けてみることにしました。
準備として、久保川先生の「現代数理統計学の基礎」と過去問4年分に取り組みました。前者については、演習問題は不安なところだけ行い、基本的には教科書の本文に記載されている例や証明を解けるようにしました。過去問については、腕試しというよりも、力をつけるために活用し、勉強の早い段階から取り組みました。試験までに4周ほど取り組み、全ての問題を解けるようにしました。
統計検定1級の勉強を通して、これまでに研究や仕事で触れたことのない領域にも、一通り触れることができた点がよかったと感じています。また、統計検定1級は記述式であるため、理論について深く理解する必要があります。理論についての理解度が高まったことで、統計や機械学習の論文をスムーズに読めるようになった点もよかったと感じています。

PBT方式試験

統計検定1級

「統計数理」「統計応用」

次回検定 2025年1116日(日)

CBT方式試験

統計検定準1級〜4級
調査士系・データサイエンス(DS)系