NEWSオリコン株式会社での取組事例
社員の統計知識を高めるために統計検定を利用
2013年11月の統計検定実施時に述べ約50名の社員の方に受験をしていただきました。続いて、2014年6月実施の際も、同様に述べ約50名の受験者があり、是非ともインタビューをさせていただきたいと思いお伺いしました。
ご存じのように、オリコン株式会社(以下、オリコン)はCDやDVD、書籍などの売上データからランキングを作成し発表されていますが、それら既存のサービスに加え、より発展的に、今後のCD等の売れ行き予測や、より精度の高い顧客満足度調査による商品やサービスのランキング作成、さらには株式売買の参考データ提供など、幅のある事業展開をされています。
このような会社方針とともに、「統計の知識を社員がもっと得るべき」、「データを扱う会社として統計用語が社内でもっと共通言語となったほうがよい」という雰囲気が社内で生まれ、従業員の能力開発部門の担当の方が、何かよいきっかけはないかと模索していた際に出会ったのが『統計検定のチラシ』だったということです。
会社における統計検定受験の取組についてお聞きしたところ、「業務命令のような強制ではなく、任意の受験者にはテキスト代と受験料を各級初回のみ会社の費用負担で受けるよう促したところ、希望者が前回も今回も50名程度になった。」というお話でした。ちなみに、オリコングループの従業員は総勢250名程度です。社内では、統計検定2級合格の能力のある方が講師となった勉強会を始業前や終業後何度も実施されています。すべて自由参加です。受験しなかった、勉強しなかったというペナルティはなく、これを担当業務に活かして頑張る人を評価するそうです。また、不合格であったとしても、受験した方からExcelの関数の理解が深まって勉強が無駄ではなかったなど、好評を得ているそうです。
2014年6月訪問
インタビュー後の感想
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